住宅改修工事Service

在宅生活に支障がないよう、手すりの取付けや床段差の解消などの住宅改修にかかる費用について、1住居あたり20万円を上限にその9割が支給されます。

給付を受ける際は、市区町村に対して事前申請が必要となっています。

いったん工事費の全額を負担し、その後に市区町村に申請すると、工事費用の9割が払い戻しされます。

意外に多い家庭内における高齢者の不慮の事故死

家庭内での事故死の原因は、同一平面上での転倒が主なものとなっています。特に、年齢別では65歳以上の割合が約89%を占めています。
高齢によって筋力が低下したり、何らかの疾患による後遺症で身体に不自由を感じたら、転倒が起こりやすい場所への手すりの設置を検討してみましょう。手すりは、事故を未然に防ぐための大きな「支え」となってくれます。

トイレ

生活の中で頻繁に利用するトイレは、身体の向きを変えたり、座ったり、立ち上がったりと、身体に負担のかかりやすい場所です。
より長く自立した生活を続けるためにも、トイレに手すりはかかせません。スペースや身体の状態を十分に検討し、手すりを設置するようにします。

浴室

つまずきやすい出入口の段差、水に濡れた洗い場での移動、片足立ちになる浴槽への出入りなど、浴室内での動作は身体が不安定になりがちです。
安全に入浴するためにも、使う方の身体状況や浴槽の向き、使い慣れた入浴の動作に合わせて必要な場所に設置します。

洗面所

手や顔を洗う、入浴の際に衣服を着脱するなど、洗面・脱衣室では立ったままの動作が多いのが特徴です。
加齢とともに足腰が弱くなってくると、立ったままの動作が辛くなるだけでなく、転倒の危険性も伴います。手すりを備えることで、快適に安心して行動できます。

廊下・階段・玄関まわり

家の中を安心して動き回れるのは、暮らしの基本です。トイレや浴室、洗面所を利用するためには、まず移動できることが大切です。
各空間を考えるとき、必ずそこまでの「移動空間」をあわせて考えることが重要となります。

段差解消の検討

住宅の内外には上がり框(かまち)などの大きな段差と、敷居などの小さな段差がたくさんあります。
段差は歩行が困難な方の行動を妨げ、転倒などの事故の原因にもなりますし、車いすの利用にも妨げとなります。
<段差を解消する方法>
・凸部を削って段差をなくす。(例:敷居を撤去して代替のレール等で修復)
・段差の部分に斜めに部材を造って傾斜路にする。(例:スロープを設置)
・低い床に部材を貼り重ねて同じ高さに揃える。(例:浴室にすのこを設置したり、洋室に床板を貼り重ねて和室の畳の高さに揃える、など)
・踏み台などを設けて、一段の高さを小さくする方法。(例:上がり框の前に式台を設ける)
・段差解消機やリフターなどの福祉用具を利用して身体を移動させる。

住宅改修を行うことによるメリット

事故を未然に防げます

生活空間上に手すりを設置したり、段差を軽減する改修工事を行うことで、屋内の移動を安全・スムーズに行い、事故を未然に防ぐことができます。

自立度をアップします

自分の力で起きるのがつらい、介添えを頼むのも煩わしい、となると、活動する時間も減り、体力の低下につながってしまいます。改修を行うことで自分自身でも活動できる範囲や時間を増やし、自立度をアップします。

介助者の負担も軽減されます

住宅改修は介助される方だけでなく、介助者にとっても負担を軽くすることにつながります。介助しやすい住環境になることで、お互いに体力的にも精神的にも負担の軽減となります。

福井トータルケアの住宅改修サービス

"介護のプロ"と"施工のプロ"が最良の住環境を考えます

"福祉用具を利用する/住宅改修を行う/両方を組み合わせる"
当社は介護、施工のプロが、それぞれのプロの目線で判断しています。
例えば屋内の移動を考える場合、歩行器を利用するのか、手すりを利用するのか、それぞれのアプローチから最適な方法を考えてご提案します。手すり1つにも介護のプロの目線で最適な高さを考え、施工のプロの拘りをもって施工します。

"施工のプロ"が施工を管理します

手すり1つを設置する工事からお部屋全体を改修するような工事まで、現場経験の豊富な当社社員が責任をもってしっかりと施工管理いたします。

申請手続きまでしっかりサポート

事前申請に必要な書類の準備から施工後の給付手続きに必要な書類の準備まで、面倒な書類等の準備をしっかりサポートいたします。

事例

スロープで段差解消

段差が続く玄関アプローチにスロープを設置しました。 ひとりでは難しかった車いすでの外出も、安全に行えるようになりました。 スロープで段差解消

開口幅が大きくて便利

開き戸を3枚引違い戸にしたことで開口幅が広くなりました。 開いた扉にぶつかることもなくなり、また出入りする際の介助も楽になりました。 開口幅が大きくて便利

手すりでトイレも安心

壁に横手すりと、便器周りに肘掛けタイプの手すりを設置。 便器までの移動も、便座への立ち座りも、ひとりで安心してできるようになりました。 手すりでトイレも安心

昇降機で外出が気軽に

玄関に段差があり、車いすでの外出がいつも大変でした。 玄関脇に昇降機を設置することで、車いすを使ってひとりで外出できるようになりました。 昇降機で外出が気軽に

洋式への交換と一緒に

和式から洋式へのトイレの交換にあわせて、廊下との段差を解消し、手すりも設置しました。段差も無くなり、安心して利用できるようになりました。 洋式への交換と一緒に

複雑な形状にも対応

ずっと危険だった階段にアルミ製の手すりを設置しました。 複雑な階段ですが、歩行導線を考慮して設置したので、安心して利用できています。複雑な形状にも対応

Copyright(c) 2012 福井トータルケア. All Rights Reserved.